こんにちは。UUR-TECHです!
今回は作業記録簿・解説記事です。
作業していくのはHONDA レブル250(MC49)です。
内容はクラッチのプレート交換になります。
良かったら、最後まで読んでいってください。
必要な工具(大体)
-
- 交換する予定の部品
- クラッチカバーガスケット(11394-KYJ-900)
- フリクションプレート(22201-MGZ-J01)
- クラッチプレート(22321-KYJ-902)
- 上記は単品ずつですが、セット品もあります(22210-K87-305)
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- 上記は単品ずつですが、セット品もあります(22210-K87-305)
- ジャダースプリングシート(22125-ML7-000)
- ジャダースプリング(22402-K87-A31)
created by Rinker¥1,287 (2024/12/22 08:01:21時点 楽天市場調べ-詳細)- この2点は別記事クラッチジャダースプリングについてお読みください。
- クラッチスプリング(22401-K87-A31)
created by Rinker¥319 (2024/12/22 08:01:21時点 楽天市場調べ-詳細) - オイルフィルター(15410-KYJ-902)
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created by Rinker¥396 (2024/12/21 22:28:57時点 楽天市場調べ-詳細)- どうせ開けるなら交換してしまうって方は以上2点もどうぞ
- クラッチカバーガスケット(11394-KYJ-900)
- 交換する予定の部品
- ソケットレンチ8mm・10mm・12mm
- よく整備される方はセット品で買ってもいいかもしれません
- よく整備される方はセット品で買ってもいいかもしれません
- ラチェット
- スクレーパー
- オイルストーン
- パーツクリーナー
- 交換するオイル(私が使用したものです)
2個必要です - ドレンワッシャー(M12)
- オイル処理ボックス
オイルを抜きます
12mmのソケットを用いて、エンジン下部にあるドレンボルトを緩めてオイルを抜きます。
また、冷却水も同時に抜きます。
基本的なオイルを抜く方法については、今回の記事では省きます。
クラッチカバーの取り外し
基本的な構造は2017年式から2023年式まで変わらないようです。
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サクッと外してしまった写真をお見せします。
こちらが外したクラッチカバーになります。
基本的にボルトが刺さっている部分は抜かなくてもいいボルトになります。(ただし、冷却水を抜くときはホースが刺さっている下のボルトから抜きます。写真では3点で留まっているボルトの下側)
逆にそれ以外のボルトは外す必要があります。
またクラッチワイヤーや冷却水ホース等も外す必要があります。
オイルフィルターを交換するには下部の4点で止まっているボルトを外す必要があります。
クラッチの脱着
これが、クラッチ部分の写真になります。
5点で止まっているボルトを外せば、クラッチスプリングが取り出せ、またプレート類も同時に取り出すことができます。
クラッチスプリングを留めているボルトを緩めるときは勢いを大事にしましょう。でなければ、クルクル一緒に回って緩めることが出来ませんので。
いざ交換
整備中はあんまり写真を撮らないのでサクサクと進みます。
このとき気をつける点はいくつかあります。
- プレート類の向きを揃えること
- プレート類の順番を守ること
- プレート類にはオイルをよく塗っておくこと
になります。このどれかをしていなかった場合、クラッチに関するトラブルに関わります。(クラッチが切れない・滑る・摩耗が早い等)
また、クラッチボルトに掛けるトルクは8-12N/m程度。ほんの少し締めるくらいで大丈夫です。締め過ぎると簡単にねじ切れるので注意。
2017年式レブル250の場合は別記事「クラッチジャダースプリング」についての記事をお読みください。
合わせ面の整形
スクレーパーとオイルストーンを駆使して、合わせ面のガスケットを剥がして慣らしていきます。
オイルストーンは廃棄する予定のオイルから拝借して濡らしておきます。
レブル250の場合、クラッチカバーに繋がるパイプから冷却水漏れのトラブルがありますが、ここでオイルストーンにて慣らしても問題は解決しません。
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- パイプ(19120-KYJ-900)を交換する
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ぐらいしか対処法がありません。2019年式からパイプの品番が変わりました。気になる方は交換してください。
また冷却水を抜くことになるので、同時に冷却水も購入してください。
私は後から水を入れて濃度を調整する派なのでこれ。
あとから水いれるの面倒な人は希釈不要なものをおすすめします。
元通りにして終わり
組付けが終わればカバーを元に戻していきます。
カバーボルトはクラッチスプリングを留めているボルトと同じくらいの力で締めます。
今後のトラブルが起こった際にすぐ開け直せるよう、ガスケットに薄く廃棄のオイルを塗っておいても良いでしょう。(シリコングリスでも良いですが買うの面倒くさいですしね)
ドレンボルトを24N/mで締めて戻します。ドレンワッシャーは勿論新品を入れたほうが良いです。
新しいオイルフィルターに新オイルを軽く濡らしておいたほうがいいです。オイルの廻りが若干早くなります。
オイル量は大体1.5L程度です。冷却水は400cc程度でした。冷却水は必ずエア抜きをしてください。
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エア抜きの方法はこちら。
クラッチワイヤー類も元に戻して作業お疲れ様でした。
大体1時間-2時間程度あれば出来る作業です。
オイル交換・冷却水交換の延長で出来る作業だと思っています。
私は5000km程度でクラッチが滑ってしまったので、交換しました。
少からずとも、最低限の整備の知識は必要ですので、自信がない方は必ず信頼できるお店に任せてください。
当サイトを参考にして起きたトラブルは責任は持ちませんので、自己責任で整備してください。
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